トルコ経済は過去10年間、年平均でGDP5%の経済成長をとげ、一人当たりの可処分所得がU$7,700に達し、小売分野は活況を呈している。

特に消費者の認知度が高いブランド商品は、増え続けるショッピングモールで必ず見かけることができる、必要不可欠の存在になっている。

この10年間、トルコではショッピングモールの建設ブームがおきている。2003年時点では、トルコのショッピングモールはわずか62しかなかったが、今日では315もモールがあり、モール内の総店舗賃貸面積は870万平米に達した。また今後も続々と新ショッピングモールが建設されるため、2015年の総店舗賃貸面積は1,300万平米になると推計されている。

ショッピングモールにおける売上高は大型ショッピングモールを中心に、かってないほど急拡大しており、2013年の売上高は600億ドルに達した。さらに2014年には売上高750億ドルになると予測されている。

現在トルコの54都市にショッピングモールがあるが、2015年までには60都市にモールが展開される見込みだ。

以下は首都イスタンブールの10大ショッピングモール

Istinye Park ：300 店舗

Kanyon  Istanbul:160店舗、 9 シネマスクリーン

Akmerkez：246店舗

Trump Towers Mall Istanbul ：175店舗

Forum Istanbul ：280店舗

Istanbul Cevahir ：280店舗、12シネマスクリーン

Astoria Istanbul Shopping Center ：110店舗

City’s Nisantasi shopping center：150店舗

Metrocity：140店舗

Istanbul Sapphire：店舗数不明（総店舗面積は34,000m2）

情報源：Insanbul View

ブログ執筆：株式会社ユーディーアール　小椋貴央