コンタクト先

〒107-0052

東京都港区赤坂 1-14-5

アークヒルズエグゼクティブタワーN313

Tel:03-5545-9597

Fax:03-5545-9598

 

お問合わせはこちらから

ogura@udr-inc.com

 

English Site

English

Affiliated Firms

英国の健康飲料Brain Wave、認知症予防で話題

UKの機能性飲料Brain Wave
UKの機能性飲料Brain Wave

医学が発達し、寿命が延びるのと引き換えに、人類は新たなリスクと戦わなくてはならない。

 

高齢者の増加にともない、アルツハイマーや脳血管性の認知症などにかかり、多くの高齢者が記憶障害や他の認知機能障害(言葉、動作、認知)を持つようになることが広く知られている。

 

 

少なくとも今後40-45年以内には認知症患者は現在の3倍なると予測されているが、残念なことに、今のところ認知症を予防したり、認知症を治す特効薬や健康食品は存在しない。

 

ヨーロッパ統計局(ユーロスタット)のデータによると、EU加盟の27ヶ国の人口に占める65才以上の割合は2008年で17.1%だったのが、2035年に25.4%、2060年には30%に達する。また。80歳以上の割合は2008年の4.4%、2035年の7.9%、2060年の12.1%へと増加する。

 

厚生労働省の研究では、65才以上の高齢者の25%が認知症にかかる認知症予備軍とみている。この割合を欧州に当てはめると、2060年には欧州27ヶ国の総人口5億人の内、1.5億人が65歳以上で、3,750万人が認知症予備軍になる。

 

そのため多くの食品メーカーが認知症リスクを低下させる機能性食品が巨大なマーケットを生むと予測し、開発に取り組んでいるが、なかでも、英国のBrain Wave Drinksという飲料会社が、認知症、Brain Waveとう商品を売出して注目を集めている。

 

この商品は水、緑茶から抽出したEGCG(カテキンの一種である没食子酸エビガロカテキン)、ジャスミン茶抽出物、クエン酸、Ph調整剤、カフェイン、人工甘味料のスクラロースで生成されており、アルツハイマー等の認知症リスクを低減する効果があるそうだ。

 

商品の効能に関しては、(英国)ニューカッスル大学のAgriculture, Food and Rural Development学部のEdward Okello教授によって有効性が検証されている。

 

またBrain Wave Drinkは利益の25%を認知症の研究機関に寄付し、今後も外部の研究機関と共同で、さらなる開発をすすめる予定だ。

 

商品の販売はオンラインのみで、24本入りのミニマムパックが£35で購入できる。

 

情報源:Brain Waveホームページ http://www.brainwavedrinks.com/

     Mail Online 記事 (Jan15, 2014)

            Eurostat(欧州統計局)の人口統計

 

ブログ執筆:株式会社ユーディーアール 小椋貴央