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世界の高級ブランド品市場の消費者動向

世界の高級ブランド品市場をモニタリングしているAltagamma Observatoryによると、世界の高級品市場は上昇傾向にある。

 

2013年度の高級品市場規模は2013年が対前年比2%増の2,170億ユーロだったのが、2014年度はこれまで6.5%(恒常為替レートベースで)ほど上昇している。

 

地域別では米国とインドネシアが好調で、日本は通貨の下落にもかかわらず、高級品市場の消費は堅調だ。中国は香港とマカオが中国からの旅行客のおかげで好調に推移しているが、中国本土は消費動向が落ちている。

 

製品別でみると最も好調なのがスキンケア等の化粧品で、最高級品と高級品(比較的手ごろな価格帯のもの)を選ぶ消費者の二極化が起きている。

 

販売チャネルでみると、高級ブランドの販売に関してはデパートや免税店などの既存のルートが主流である。

 

以下はさらに地域別に主要国の高級品消費動向を見てみた:

 

日本における高級品販売は伸びており、2013年度は2%成長だったのが、9%成長になっている。これはアベノミクスの影響で消費者マインドが改善したのと、日本に高級ブランド品を買いにくる中国人旅行客が原因だ。中国の消費者は海外旅行に行って高級品を購入するが、自国内では消費を抑える傾向が見て取れる。

 

欧州では英国、フランス、ドイツにおける高級品市場消費は堅調だが、ロシアは自国通貨の下落やウクライナを震源とする政治問題で急激に高級品市場が冷え込んでいる。イタリアはGDPの三分の一を高級品の生産で稼いでるにもかかわらず、経済危機の影響で高級品市場は芳しくない。

 

米国市場では日本人の買物客は減ったが、中国人観光客の拡大により、高級品の売上は伸びている。また米国人の消費動向も住宅マーケットと消費者購買力の回復により堅調だ。

 

ブラジルは高いインフレ率と経済成長の鈍化により、高級品の販売動向は低調だ。

 

中近東湾岸諸国は、国内消費者と観光客の両方とも消費動向が堅調に推移している。またアンゴラやナイジェリアなど、アフリカの資源国も高級品消費が活発で、特に高級時計と高級化粧品は売れている。

 

ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央