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お食事運搬ロボット、GoCartが介護サービスをサポート

ロボット産業は人口の高齢化を補助するのに、最も有効な技術として認識されている。米国市場だけでも850万人の高齢者が生活するうえで、何らかの介助を必要としており、その数は今後20年間で2,100万人になると予想されている。

 

また米国の介護施設では人手不足が顕在化しており、約91%の施設が職員不足となってる。そして、少なくとも6,570万世帯(全米の総世帯数の31%)で介護を必要としているにもかかわらず、各家庭で介護にあたれる人数は減少している。

 

介護施設での職員不足を解消する手段として、食事運搬ロボットの"GoCart(ブランド名)"が韓国企業のYujin Robot Co., Ltd.(以下ユージン・ロボット社)によって開発された。ユージン・ロボット社はもともと自動走行のお掃除ロボットやネットワークサービス・ロボットの"iRobi Q"を主力商品とするメーカーだ。

 

同社は2014年の10月8日に米国、東北部の老人ホームで実証実験を行う予定だ。またスウェーデン南部の介護施設でも同様の実験を行う。

 

ユージン・ロボット社はスウェーデンの食品トレーメーカーのScanBox Thermo Products AB(スキャンボックス・サーモ・プロダクツ)をパートナーとすることで、今までにない使いやすい自動食事運搬ロボット”GoCart”を製造した。

 

CoCartは名前の通り、老人介護施設内で食事を運ぶためにプログラミングされているロボット運搬機で、ヒト型ロボットではないので、見た目はアマゾンの倉庫で使われている自動走行運搬機械に類似している。

 

介護施設はこのロボットを使うことで、無駄な労力を省き、施設職員は介護を必要とする人の精神的ケアやより人間でなくてはサポートできない部分に注力することができる。

 

ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央