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風力発電、新興国にみる開発事業の動向

 

風力発電のアナリストは新興国市場が西ヨーロッパ等の成熟市場の停滞を補うだろうと予測している。風力発電の専門サイト「Windpower Monthly」によると、フィリピンにおいて幾つかの重要開発計画が承認を得た。

 

2014年6月には、フィリピンの北部にあるCaparispisan風力発電プロジェクト(発電量87MW)が承認され、他にはAparri-Buguey(40MW)、Bangui Bay(18MW)の拡張工事、Pillia(40MW)の開発計画が許可された。

 

フィリピン全体で、新たに風力発電で生み出された発電量、計546MWの電力がネットワークで繋がれる見通しだ。それらのプロジェクトは主にフィリピンの地元企業であるAlternergy Philippine Holdings CorporationとFirst Maxpower International Corporationによって開発される。

 

しかし、プロジェクトの多くは2014年中にネットワークで繋がれることはない。風力発電がネットワーク化されるのは2015年以降で、そのころには2GWの電力が風力発電で供給されるようになる。この発電量は近隣国のべトナム。インドネシア及びタイを上回る数値だ。

 

注目すべきはフィリピンで稼働している風力発電の多くが2013年度に施工されたプロジェクトであることだ。

 

ブログ執筆:株式会社ユーディーアール 小椋貴央

 

フィリピンの風量発電プロジェクト(2014年度)
フィリピンの風量発電プロジェクト(2014年度)