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メルセデスベンツが考える自動走行車の近未来

 

メルセデス・ベンツは、2020年までに最初の自動走行車を公道にだしたいと考えていますが、規制当局とインフラの問題が壁になり、当面は人間が制御する車の時代が続くと考えらます。

 

 

 

メルセデスのRD部門長である、オラ・カレニウス氏がラスベガスで開催されたCESConsumer Electronics Show2017で、CarAdvice.comの記者に語ったところによれば、メルセデスは3年後にレベル4の自動運転技術を達成する計画を持っています。それは、極端な環境を除く、通常の状況における自走行能力を取得することを意味します。今後数年の間に自動走行技術は飛躍を遂げるでしょうが、当面は完全移行ではなく人が車を運転する(自動運転と人間の運転の併存)必要があります。

 

 

 

他のいくつかの自動車メーカーとは異なり、メルセデスはレベル4の自動走行能力に到達しても自社製品からハンドルを取り外す予定はありません。 Kallenius氏によると、路上で走る自動走行車の多くが自動走行タクシーになっても、個人が所有している車は、運転したいと思えば自動走行からドライバーによる運転に切り替えができるでしょう。

 

 

 

同氏は、もし自分が一般ユーザーであるならば、土曜日の夜に妻と一緒に町に行って、素敵なディナーをしてワインを飲んだ後や仕事で長い一日を過ごし、疲れたら自分で運転しなくていい自動走行車に家まで送ってもらいたいし、自動走行車を購入しようと考えるだろうと述べています。

 

 

 

ほとんどのドライバーは自分でも車を運転したい

 

自己運転の関心をもって実施された調査では、ほとんどの消費者はすべて自動走行にするのではなく、運転したければ自分で車を運転できるように切り替えられることを望んでいます。

 

 

 

また自動走行タクシーが行動に出てくると、規制当局は道路上で事故がおきるリスクを避けるため、人が運転することを制限することになりそうです。このことは自動車運転がごく一部の人達の贅沢品となり、自動車が移動のための手段から娯楽のための道具になっていくことを意味します。

 

 

 

情報源:Smart Cities SmartBrief Jan 13, 2017