ロンドンタクシー会社（LTC）は、世界で初めて、大衆向けのプラグインタクシーを生産するための新工場を開設した。

中国の自動車メーカーGeelyの子会社であるLTCは、コベントリーのAnstyにある工場で生産され、世界に輸出される次世代のロンドンタクシーに3億ポンド（3億3700万ドル）を投資した。

この工場には年間20,000台以上の車両を建設する能力がある。新しいタクシーはVolvoの電動パワートレインのコンポーネントを使用し、世界中で認められているクラシックなブラックキャブのデザインをそのまま採用している。

新しいタクシーは、2017年の第4四半期にロンドンで、その後2018年には世界中で発売される。

新しいラインから製造される第2の車両モデルは、タクシーと同じプラットフォームに基づくプラグイン軽商用バン（LCV）になる。 LTCは、新たなLCVを市場投入するために、約3,000万ポンド（3,700万ドル）の追加投資を予定している。

ロンドン・タクシー会社のカール・ピーター・フォースター会長は、「この新しい軽商業用バンの製造は、多様な製品、多角的に市場に対応する組織となるための、同社変革の一歩になるだろう」と語った。

「世界各地の都市における軽商業バン部門は大きな可能性を秘めており、都市部のリーダーたちはゼロエミッションを信じられないほど速いペースで受け入れており、 この車両は、Anstyに拠点を置く新しい研究開発チームの成果です。」とジーリー商業車両部門の責任者である周Jianqanは述べている。

情報源：Source: London Taxi Company via Green Car Congress