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ボーダフォンとスマートメーター、mHealthで糖尿病管理を支援

 英国の通信会社、ボーダフォンは、糖尿病管理のモバイルヘルス(mHealth)サービスプロバイダであるスマートメーターLLCと協力して、世界中の顧客に信頼性の高い効率的なアクセシビリティを提供することを発表した。 スマートメーターのiGlucoseプラットフォームは、ボーダフォンの世界的なインターネット・オブ・ソー(IoT)ネットワークの恩恵を受け、160カ国以上で顧客の需要に対応する。

 

iGlucose血糖計は、ボーダフォンのグローバルなIoTネットワークを介して、ウェブポータルに血糖値およびその他の情報をワイヤレスで送信する。 Webポータルの情報は糖尿病患者が検査を受けるたびに自動更新され、糖尿病患者とそのサークルオブケア(家族や訪問介護等の患者を支える支援者)はカスタマイズされたトレンドレポートやデジタルログブックにアクセスできる。

 

糖尿病の被害者の数は増加し続けている。 国際糖尿病財団によると、糖尿病患者の総数は、2015年の41,500万人から2040年には64,200万人に増加すると予測されている。多くの公表された研究は、糖尿病患者の糖化ヘモグロビン(HbA1C) を低下させるエム・へルス(モバイルへルス)ソリューションの効果を証明している。

 

しかし、既存のエム・へルス(モバイルへルス)の多くは、手頃な価格でも使いやすいものではない。スマートメーターのiGlucose®プラットフォームは、 現在のmHealth市場で欠けている糖尿病の管理を改善することを目指しており、最近FDAの承認とCEマーク(EUの基準適合マーク)を取得した。

 

「糖尿病の管理は24時間週7日の仕事であり、しばしば、医者、保険会社、サークル・オブ・ケア(介護者)の支援が必要だ」とスマートメーターCEOのクリフマッキントッシュ氏が述べている。 「手ごろな価格のプラットフォームを通じて提供できる、信頼性の高い即時の双方向コミュニケーションは、糖尿病を管理している人々に大変革をもたらす。 患者は必要な時に常に他人のサポートが必要だ。

 

iGlucoseプラットフォームは、糖尿病患者とサークルオブケアの間のやり取りがしやすいよう、各個人向けにカスタマイズされ、自動で血糖値を家族や他の関係者にテキストメッセージまたは電子メールを送信する。サポートメッセージ、治療上の注意点、血糖値検査のリマインダーもサービスの一部だ。 サークルオブケアの誰でも、緊急事態に取り組んだり、患者を元気づけたりするために、メッセージを送り返すことができる。

 

ボーダフォングループのIoT Ivo Rookの元取締役は、「患者と支援者を繋ぐ技術は、研究開発を改善すし良いケアを提供できるよう、医療を変えています。 この種の技術の恩恵を受けるためには、患者が完全な治療計画を立てる助けになることが理想だ」と述べている。

 

iGlucoseの人口管理により、医療提供者はウェブポータルを介してリアルタイムで患者のデータにアクセスすることができる。 デジタルトリアージ(患者の優先順位をつける)*を行って、どの患者の血糖値が低いか、制御不能であるか、または検査していないかを知ることができる。 それにより最も注意を必要とする患者に焦点を当てることがでる。血糖値の改善に取り組む患者たちに、テキストと電子メールでサポートすることができる。

 

複数の研究では、介護者と糖尿病患者との間の接触数が増加すると、治療遵守および薬物遵守が改善されることが示されている。 さらに、iGlucoseメーターはISO 2013基準を満たし、収集されたデータをメディケアパートBの監査に使用でき、保険会社がデータを収集して全体のコストを削減するのに必要な時間を短縮する。

 

注1:「mHealth」は通信・連携が可能なモバイル、ウェアラブルを活用した健康、医療サービスを点として捉えるのではなく、健康情報、医療情報を統一して一元管理し、モバイルを活用して健康と医療サービスがシームレスに連携する世界を構築するものと定義されている。

 

注2:重傷者を優先的に処置し、現場の人材・機材を最大限に活用するために行われる。

 

情報源:Vodafoneプレスリリース